★ (企)乗車券U〜往復タイプ

★ (企)乗車券U にもどる

★ 札幌休日きっぷ
特急自由席利用の往復タイプ券で、「自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)」と異なり、 地方から札幌への往復のみ設定され、札幌圏での発売はありません。 そのため「Sきっぷ」より安価な設定になっていますが、土・日・祝日利用限定です。

企−392
札幌休日きっぷ
2010年2月鷲別駅発行の「札 幌 ⇔ 東室蘭・室蘭 札幌休日きっぷ」です。

室蘭地区から札幌への休日利用限定の企画乗車券で、マルス券による発券が基本ですが、 当時の鷲別駅にはマルス端末がなく、このような軟券が発売されていました。
おもて面に注意書きがありますが、裏面にも同じ内容のご案内があります。 これは、おもて面の文字が小さく見づらいため、あえて裏面にも利用の注意を記載しているものと思われます。

札幌休日きっぷ(うら面)





★ 自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)
特急自由席利用の往復タイプ券で、「Sきっぷ」という名称はJR北海道とJR四国でのみ使われています。

企−351a
自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)ゆき
2008年9月札幌東口MV15発行の「札 幌 ⇒ 旭 川 自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)ゆき」です。

北海道地区のSきっぷは、いずれも有効期間が6日間になっています。
比較的近距離で、高速バスが運行されている区間を中心に発売されています。


企−351b
自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)かえり
2008年9月札幌東口MV15発行の「旭 川 ⇒ 札 幌 自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)かえり」です。

上のゆき券とは注意書きの記載内容が異なっています。
札幌駅東口側に設置してある指定席券売機(MV端末)発行券です。


企−352b
自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)かえり
2010年9月札幌東口MV16発行の「旭 川 ⇒ 札 幌 自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)かえり」です。

金額、コード番号、記載内容とも上の券と同じです。
旭川駅の指定席券売機(MV端末)で指定料金券を購入したため、赤いサーマル印字(逆さま)が見られます。


企−353a
自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)ゆき
2015年10月新札幌MR−2発行の「帯 広 ⇒ 釧 路 自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)ゆき」です。

有効期間は上の券と同じ6日間ですが、券面の注意書き内容がかなり異なっています。


企−353b
自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)かえり
2015年10月新札幌MR−2発行の「釧 路 ⇒ 帯 広 自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)かえり」です。

注意書きの記載内容はゆき券と全く同じです。






★ 指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)
特急指定席利用の往復タイプ券で、「Rきっぷ」という名称はJR北海道でのみ使われています。

企−361a
指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)ゆき
2008年5月森林公園駅発行の「札幌市内 ⇒ 遠 軽 指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)ゆき」です。

有効期間は6日間で、別途指のみ券が発行されています。
この時期は、札幌〜全道各地を結ぶ多くの区間向けに発行されていました。


企−361b
指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)かえり
2008年5月森林公園駅発行の「遠 軽 ⇒ 札幌市内 指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)かえり」です。

注意書きの内容は、上のゆき券の続き(別内容)になっています。
この札幌〜遠軽間のRきっぷは割引率が高く、他の多くの区間が廃止された後も引き続き発売されています。


企−362a
指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)ゆき
2009年9月森林公園駅発行の「札幌市内 ⇒ 帯 広 指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)ゆき」です。

JR北海道のインターネット予約サービスを利用したもので、「電話予約案内11」の印字が見られます。
マルス端末がMR32型に変わったため、感熱のこげ茶色っぽい印字になっています。


企−362b
指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)かえり
2009年9月森林公園駅発行の「帯 広 ⇒ 札幌市内 指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)かえり」です。

右上のコード番号が111で始まるものに変わっています。


企−363a
指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)ゆき
2010年8月苗穂駅発行の「札幌市内 ⇒ 帯 広 指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)ゆき」です。

この頃にはお盆期間の利用制限がなくなり、通年利用できるようになっていました。


企−363b
指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)かえり
2010年9月森林公園駅発行の「帯 広 ⇒ 札幌市内 指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)かえり」です。



企−364a
指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)ゆき
2015年10月新札幌MR−2発行の「札幌市内 ⇒ 帯 広 指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)ゆき」です。

指のみ券が発行されていないため、券面にスタンプがなくスッキリしています。


企−364b
指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)かえり
2015年10月新札幌MR−2発行の「帯 広 ⇒ 札幌市内 指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)かえり」です。

消費税アップなどで、料金が値上がりしています。






★ 得割きっぷ
指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)の高割引タイプ企画乗車券です。
JR北海道が利用の少ない列車の利用喚起の目的で発売していた往復割引きっぷですが、その後廃止されました。

企−371a
得割きっぷ(ゆき)
2008年7月森林公園駅発行の「札幌市内 ⇒ 帯 広 得割きっぷ(ゆき)」です。

有効期間はRきっぷなどと同じ6日間ですが、利用できる列車が限定されています。
夏期に発売された券ですが、冬期間運転の「トマムサホロスキーEXP」に乗車可の記載があります。


企−371b
得割きっぷ(かえり)
2008年7月森林公園駅発行の「帯 広 ⇒ 札幌市内 得割きっぷ(かえり)」です。

このかえり券にも、ゆき券とほぼ同じ内容の注意書きが記載されています。
基本的には「とかち」、「スーパーとかち」のみ利用できるものですが、釧路始発の上り1番列車である 「スーパーおおぞら2号」(上のゆき券では下り釧路行最終の「スーパーおおぞら13号」)も利用可能になっています。


企−371c
得割きっぷ〔ご案内〕
2008年7月森林公園駅発行の「得割きっぷ〔ご案内〕」です。

利用できる列車が大きく印字されていますが、ゆき券とかえり券に印字してある「トマムサホロスキーEXP」は記載がありません。


企−372a
得割きっぷ(ゆき)
2008年12月札幌駅−3駅発行の「札幌市内 ⇒ 帯 広 得割きっぷ(ゆき)」です。

注意書きにある利用可能列車ですが、上の7月発行券と内容が異なっており、 「臨時列車(案内券参照)」という記載になっています。


企−372b
得割きっぷ(かえり)
2008年12月札幌駅−3発行の「帯 広 ⇒ 札幌市内 得割きっぷ(かえり)」です。

年末年始の使用制限がなく、通年利用できるトクトクきっぷでしたので、 通常の6日間有効で1月2日から1月7日まで有効と印字されています。


企−372c
得割きっぷ〔ご案内〕
2008年12月札幌駅−3発行の「得割きっぷ〔ご案内〕」です。

利用できる列車に「とかち81号・82号」と「トマムサホロスキーEXP」が加わっており、 有効期間に運転されている列車が明確に記載されていることがわかります。


企−373a
得割きっぷ(ゆき)
2009年12月札幌東口MV15駅発行の「札幌市内 ⇒ 帯 広 得割きっぷ(ゆき)」です。

注意書きにある利用可能列車が上の前年12月発行券と異なっています。この時期には「とかち」が全て 「スーパーとかち」化され、朝夕の「スーパーおおぞら」利用が不可となりました。
併せてスキーリゾート列車もなくなっています。


企−373b
得割きっぷ(かえり)
2009年12月札幌東口MV15発行の「帯 広 ⇒ 札幌市内 得割きっぷ(かえり)」です。

「スーパーとかち81号・82号」がまとめて印字されており、 上下線それぞれで利用可能な列車を分けて印字していた頃と変わっています。
右上のコード番号が111で始まるものに変わっています。


企−373c
得割きっぷ〔ご案内〕
2009年12月札幌東口MV15発行の「得割きっぷ〔ご案内〕」です。

利用できる列車のレイアウトが変わり、文字の大きさが統一されました。 あらかじめゆき券・かえり券の券面に記載されているためかと思われます。


企−374a
得割きっぷ(ゆき)
2010年5月森林公園駅発行の「札幌市内 ⇒ 函 館 得割きっぷ(ゆき)」です。

札幌〜函館の列車限定往復割引きっぷで、札幌発の始発2本と最終2本の「北斗・スーパー北斗」、 それに急行「はまなす」の指定席が利用できるものです。
利用可能列車が明確に印字されています。


企−374b
得割きっぷ(かえり)
2010年5月森林公園駅発行の「函 館 ⇒ 札幌市内 得割きっぷ(かえり)」です。

このかえり券では、函館発の始発1本と最終まで4本の「北斗・スーパー北斗」、 それに急行「はまなす」の指定席が利用できるようになっています。
これも右上のコード番号が111で始まっています。


企−374c
得割きっぷ〔ご案内〕
2010年5月森林公園駅発行の「得割きっぷ〔ご案内〕」です。

あらためて利用可能な列車が印字されています。
別途グリーン料金券を購入してグリーン車利用することも可能なためか、 急行「はまなす」にグリーン車の連結がないことが記載されています。


企−375a
得割きっぷ(ゆき)
2010年7月札幌西口MV13発行の「札幌市内 ⇒ 函 館 得割きっぷ(ゆき)」です。

上の券の2か月後に発券されたもので、レイアウトや記載内容に変化はありません。


企−375b
得割きっぷ(かえり)
2010年7月札幌西口MV13発行の「函 館 ⇒ 札幌市内 得割きっぷ(かえり)」です。

こちらは札幌駅の指定席券売機(MV端末)発行券ですので、黒色印字になっています。


企−375c
得割きっぷ〔ご案内〕
2010年7月札幌西口MV13発行の「得割きっぷ〔ご案内〕」です。







★ グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)
指定席割引きっぷのグリーン車版です。
JR北海道で発売されていたものですが、すでに廃止されています。

企−381a
グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)ゆき
2010年1月札幌西口MV14発行の「札幌市内 ⇒ 釧 路 グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)ゆき」です。

券面のレイアウトは他の往復タイプ企画乗車券と同様ですが、利用できる列車が「スーパーおおぞら」のみですので、 特に記載がありません。


企−381b
グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)かえり
2010年1月札幌西口MV14発行の「釧 路 ⇒ 札幌市内 グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)かえり」です。

JR北海道のインターネット予約サービスを利用したもので、「電話予約案内11」の印字が見られます。


企−382a
グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)ゆき
2010年9月新琴似駅発行の「札幌市内 ⇒ 帯 広 グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)ゆき」です。

券面のレイアウトは上の券と同様です。


企−382b
グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)かえり
2010年9月新琴似駅発行の「帯 広 ⇒ 札幌市内 グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)かえり」です。

「レンタカーオプション券併用」のゴム印が押されています。


企−383a
グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)ゆき
2013年5月苗穂駅発行の「札幌市内 ⇒ 函 館 グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)ゆき」です。

券面に変化はありません。


企−383b
グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)かえり
2013年5月苗穂駅発行の「函 館 ⇒ 札幌市内 グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)かえり」です。

JR北海道のインターネット予約サービスを利用したもので、「電話予約案内11」の印字が見られます。


企−384a
グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)ゆき
2014年2月札幌東口MV16発行の「札幌市内 ⇒ 帯 広 グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)ゆき」です。


企−384b
グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)かえり
2014年2月札幌東口MV16発行の「帯 広 ⇒ 札幌市内 グリーン往復割引きっぷ(G&G きっぷ)かえり」です。






★ 東京往復割引切符
JR利用で北海道〜東京間を往復できるきっぷで、とても割引率の高い企画乗車券でした。
JR北海道でのみ発売されていたもので、平成28年3月の北海道新幹線開業時に廃止されました。

企−391a
東京往復割引切符(ゆき)
2015年1月新札幌支店MR2発行の「札幌市内 ⇒ 東京フリーエリア 東京往復割引切符(ゆき)」です。

乗車券のみの企画乗車券で、別途必要な特急券等を購入することによって札幌〜東京間を利用できる(途中下車はできない) きっぷです。


企−391b
東京往復割引切符(かえり)
2015年1月新札幌支店MR2発行の「東京フリーエリア ⇒ 札幌市内 東京往復割引切符(かえり)」です。

券面のフリーエリア内は乗り降り自由で、6日間有効というお得なきっぷでした。
「きっぷ」を「切符」と漢字で表記した券は、JR北海道では珍しいと思われます。


企−391c
東京往復割引切符(ご案内)
2015年1月新札幌支店MR2発行の「東京往復割引切符(ご案内)」です。

往復経路に「東北新幹線」の記載がありませんが、「津軽海峡線・東北本線」と書かれていて、 当然東北新幹線が利用できるようです。


企−391d
東京往復割引切符(ご案内2)
2015年1月新札幌支店MR2発行の「東京往復割引切符(ご案内2)」です。

ご案内の続きで、海峡線や新青森特例についての記載があります。





★ (企)乗車券U にもどる