急行「はまなす」の編成

急行「はまなす」の編成

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Ｈ３．９．９青森 → 札幌乗車２０１レ急行はまなす
機関車	ＥＤ７９１０（青函）
１号車	指	スハフ１４５５６	札サウ
２号車	Ｂネ	オハネ２４５０３	札サウ
３号車	指	スハフ１４５５７	札サウ
４号車	指	オハ１４５１１	札サウ
５号車	自	オハ１４５０１	札サウ
６号車	自	オハ１４５２２	札サウ
７号車	自	オハ１４５０９	札サウ
８号車	自	スハフ１４５０６	札サウ
機関車	ＤＤ５１１０５４（空）ＤＤ５１１０９３（空）

昭和６２年３月の青函トンネル開通時に運転が始まり、当初は１４系座席車のみの５両編成であったが、平成３年７月からＢ寝台車１両が連結され、座席車も増結されて８連での運転となっていた。

Ｈ５．４．２３札幌 → 青森乗車２０２レ急行はまなす
機関車	ＤＤ５１１０７２（空）
１号車	Ｂネ	スハネフ１４５５２	札サウ
２号車	Ｂネ	オハネ２５３３	札サウ
３号車	指	スハフ１４５５５	札サウ
４号車	指	オハ１４５２０	札サウ
５号車	自	オハ１４５２９	札サウ
６号車	自	オハ１４５０６	札サウ
７号車	自	スハフ１４５０８	札サウ
機関車	ＥＤ７９３（青函）

オハネフ２５２１８・２２０の改造によるＢ寝台車スハネフ１４５５１・５５２が落成し、１号車もＢ寝台車となった。
なお、この頃には７連での運転となっており、３～７号車の座席車５両は、日中青森～函館間運転の快速「海峡」として青函間を往復していた。

Ｈ５．１１．１９札幌 → 青森乗車２０２レ急行はまなす
機関車	ＤＤ５１１１４１（空）
１号車	Ｂネ	スハネフ１４５５２	札サウ
２号車	Ｂネ	オハネフ２５１５	札サウ
３号車	自	スハフ１４５０９	札サウ
４号車	指	オハ１４５０５	釧クシ
５号車	指	オハ１４５１０	釧クシ
６号車	自	オハ１４５２０	札サウ
７号車	自	スハフ１４５０８	札サウ
機関車	ＥＤ７９２１（青函）

４・５号車に旧まりもドリームカーによる指定席車が連結され（まりもの特急格上げ１８３系ＤＣ化に伴うもの）、この２両はグリーン車座席を転用した豪華指定席車となった。
この頃の札幌～函館間の牽引機ＤＤ５１は、岩見沢駅近くに開設された空知運転区の所属で、北斗星やトワイライトエクスプレスと共通運用であった。

Ｈ６．３．１８札幌 → 青森乗車２０２レ急行はまなす
機関車	ＤＤ５１１１４０（空）
１号車	Ｂネ	スハネフ１４５５１	札サウ
２号車	Ｂネ	オハネ２５１１	札サウ
３号車	自	スハフ１４５５７	札サウ
４号車	指	オハ１４５０５	釧クシ
５号車	指	オハ１４５１０	釧クシ
６号車	自	オハ１４５１９	札サウ
７号車	自	スハフ１４５５１	札サウ
機関車	ＥＤ７９１１（青函）

４・５号車の旧まりもドリームカーの指定席車は、「釧クシ」標記のまま使用されていた。

Ｈ６．１１．５青森 → 札幌乗車２０１レ急行はまなす
機関車	ＥＤ７９１２（青函）
１号車	Ｂネ	スハネフ１４５５１	札サウ
２号車	Ｂネ	オハネフ２５８	札サウ
３号車	自	スハフ１４５５７	札サウ
４号車	指	オハ１４５０７	札サウ
５号車	指	オハ１４５０３	札サウ
６号車	自	オハ１４５１１	札サウ
７号車	自	スハフ１４５５６	札サウ
機関車	ＤＤ５１１１４０（函）ＤＤ５１１０９５（函）

函館～札幌間の牽引機ＤＤ５１は、空知運転区の廃止に伴い全車函館運転所に転属になっていた。
この日はなぜか重連になっている。

Ｈ１０．４．２３札幌 → 青森乗車２０２レ急行はまなす
機関車	ＤＤ５１１０９３（函）
回		スハフ１４５５５	札サウ
１号車	Ｂネ	オハネ２５１５	札サウ
２号車	Ｂネ	オハネ２４５０３	札サウ
３号車	自	スハフ１４５５６	札サウ
４号車	指カ	オハ１４５１５	札サウ
５号車	指	オハ１４５０８	札サウ
６号車	指	オハ１４５１０	札サウ
７号車	自	スハフ１４５５１	札サウ
機関車	ＥＤ７９１３（青函）

１号車のスハネフ１４は２両（５５１・５５２）がフル運用されているため、検査などで入場の際にはこのように発電装置のない２４系がピンチヒッターとして連結され、１号車の前にスハフ１４が電源供給車（回送車）として連結されることがあった。
４号車にのびのびカーペットカーが連結されるようになり、ドリームカー仕様の指定席車は５・６号車になった。

Ｈ２０．４．１０札幌 → 青森乗車２０２レ急行はまなす
機関車	ＤＤ５１１１３７（函）
１号車	Ｂネ	スハネフ１４５５１	札サウ
２号車	Ｂネ	オハネ２４５０１	札サウ
３号車	自	スハフ１４５５１	札サウ
４号車	指カ	オハ１４５１５	札サウ
５号車	指	オハ１４５０８	札サウ
６号車	指	オハ１４５０５	札サウ
７号車	自	スハフ１４５０２	札サウ
機関車	ＥＤ７９１１（青函）

当時の基本的な編成で、廃止まで多客期を除いてこの編成で運転されていた。

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Ｈ２１．３．１２札幌 → 青森乗車２０２レ急行はまなす
機関車	ＤＤ５１１０９３（函）
１号車	Ｂネ	スハネフ１４５５２	札サウ
２号車	Ｂネ	オハネ２４５０１	札サウ
３号車	自	スハフ１４５５６	札サウ
４号車	指カ	オハ１４５１２	札サウ
５号車	指	オハ１４５０７	札サウ
６号車	指	オハ１４５０８	札サウ
７号車	自	スハフ１４５０９	札サウ
機関車	ＥＤ７９９（函）

夜行列車の廃止や利用者減による減車などにより、客車の廃車が進んでおり、連日代わりばえのしない編成となっていた。
ＥＤ７９は青函運転区の派出格下げに伴い、区名札が「函」（函館運輸所）に変わっている。

Ｈ２４．４．２８青森 → 札幌乗車２０１レ急行はまなす
機関車	ＥＤ７９１１（函）
１号車	Ｂネ	スハネフ１４５５２	札サウ
増21号車	Ｂネ	オハネ２４５０３	札サウ
２号車	Ｂネ	オハネ２４５０１	札サウ
３号車	指	スハフ１４５５６	札サウ
４号車	指カ	オハ１４５１５	札サウ
５号車	指	オハ１４５０８	札サウ
６号車	指	オハ１４５０７	札サウ
７号車	指	スハフ１４５０２	札サウ
８号車	指	スハフ１４５５７	札サウ
９号車	自	オハ１４５３１	札サウ
１０号車	自	オハ１４５３５	札サウ
１１号車	自	スハフ１４５０６	札サウ
機関車	ＤＤ５１１０８３（函）

多客期の増結編成で、堂々１２連での運転となっていた。
Ｂ寝台車が１両増結され、座席車に至っては後部に普段使用されない車両が４両繋がれていて、オハ１４５３１と５３５は増結時にのみ顔を出す車両である。
指定席と自由席の区分も通常とは大きく異なっており、ドリームカー仕様の２両以外の通常の座席車も、一部が指定席車両として運転されている。

Ｈ２４．５．７青森 → 札幌乗車２０１レ急行はまなす
機関車	ＥＤ７９９（函）
１号車	Ｂネ	スハネフ１４５５１	札サウ
増21号車	Ｂネ	オハネフ２５３	札サウ
２号車	Ｂネ	オハネ２５１５	札サウ
３号車	自	スハフ１４５５５	札サウ
４号車	指カ	オハ１４５１２	札サウ
５号車	指	オハ１４５０３	札サウ
６号車	指	オハ１４５１０	札サウ
７号車	自	スハフ１４５０１	札サウ
機関車	ＤＤ５１１０９５（函）

上と同じ時期のＧＷ終了後の編成で、寝台車の増結はあるものの、座席車の増結はなくなっている。

Ｈ２６．４．５青森 → 札幌乗車２０１レ急行はまなす
機関車	ＥＤ７９２０（函）
１号車	Ｂネ	スハネフ１４５５１	札サウ
２号車	Ｂネ	オハネ２４５０１	札サウ
３号車	自	スハフ１４５５７	札サウ
４号車	指カ	オハ１４５１２	札サウ
５号車	指	オハ１４５０５	札サウ
６号車	指	オハ１４５０３	札サウ
７号車	自	スハフ１４５０９	札サウ
機関車	ＤＤ５１１１００（函）

通常の７連での運転で、いつもの顔ぶれで組成されている。
４号車ののびのびカーペットカーはオハ１４５１２と５１５の２両のみで、両車がフル稼働していた。

Ｈ２６．７．２７札幌 → 青森乗車２０２レ急行はまなす
機関車	ＤＤ５１１０９３（函）
１号車	Ｂネ	スハネフ１４５５１	札サウ
増21号車	Ｂネ	オハネ２５１５	札サウ
２号車	Ｂネ	オハネ２４５０２	札サウ
３号車	指	スハフ１４５５７	札サウ
４号車	指カ	オハ１４５１２	札サウ
５号車	指	オハ１４５０７	札サウ
６号車	指	オハ１４５０５	札サウ
７号車	指	スハフ１４５０９	札サウ
８号車	自	オハ１４５０４	札サウ
９号車	自	スハフ１４５０６	札サウ
機関車	ＥＤ７９２０（函）

夏休み時期の増結編成で、寝台車１両と座席車２両増結による１０連での運転である。
自由席車は後部２両に集められ、３号車と７号車のスハフも指定席車となっている。

Ｈ２７．１．３１青森 → 札幌乗車２０１レ急行はまなす
機関車	ＥＤ７９９（函）
１号車	Ｂネ	スハネフ１４５５２	札サウ
２号車	Ｂネ	オハネ２４５０１	札サウ
３号車	自	スハフ１４５５６	札サウ
４号車	指カ	オハ１４５１５	札サウ
５号車	指	オハ１４５０５	札サウ
６号車	指	オハ１４５０３	札サウ
７号車	自	スハフ１４５０２	札サウ
機関車	ＤＤ５１１１４０（函）

廃止を１年余り後に控えた最晩年の編成で、機関車も客車も最後の活躍をしていた。
思えば昭和５６年に１４系座席車が北海道に上陸し、その２年後には寝台車も投入されて旧型優等客車を一掃し、それから３４年余りに渡って活躍してきた１４系５００番台の存在に感謝したい。

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