滝 川 → 釧 路 ２４２９Ｄ（３０８．４ｋｍ） の旅
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※ ２４２９Ｄは、ＪＲ北海道で最長距離を走るローカル普通気動車です。
同区間上りには２５２２Ｄ～３４３０Ｄ（帯広から快速「狩勝」）があります。
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| キハ４０ １７４１ | キハ４０ ７５２ |
| 釧クシ | 釧クシ |
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Ｈ１７．８．２８ → 釧 路 行
[キハ４０ １７４１は富良野→釧路間]
滝 川 発 ９：３８ → 釧 路 着１７：２３ （７時間４５分）
根室本線分岐駅である滝川駅から出発します。
滝川駅①番ホームの駅名標と電光掲示板です。
①番ホームは根室本線専用ですので、隣駅表示が片側のみです。
この日の担当は、キハ４０ ７５２（釧クシ）単行です。
釧路区独特の愛称板取付け枠が付いています。
なつかしい「ＪＮＲマーク付 車内扇風機」が活躍しています。
富良野駅に着きました。
壁面の塗装が、旧フラノエクスプレスに準じたものになっています。
「ようこそ‥」の看板には、中国語とハングル文字が見られます。
ピンボケですが、待合室内にある立ち食いそばコーナー「圭子ちゃんの店」（？）です。
富良野駅構内には、ＤＤ５１と富良野線のキハ１５０、それにリゾート列車「フラノラベンダーＥＸＰ｣
が停車中です。
（左）山部駅で上り列車（快速「狩勝」）と行き違いです。
この「狩勝」も、釧路発滝川行の最長距離鈍行気動車列車です。
（右）山間の金山駅です。全くひと気が感じられない無人駅です。東海道本線（愛知県）の金山駅とはえらい違いです。
映画「鉄道員（ぽっぽや）」のロケで使われた幾寅駅（映画では「幌舞駅」）です。
改札口のところに観光客（？）の姿が見えますが、駅舎右端に、オレンジ色をした「鉄道員（ぽっぽや）号」
の車体の一部（切り取られた車体）が見えています。
峠越えを前に、落合駅で小休止です。
ここでも上り列車と行き違いでした。
狩勝峠を越え、新得の街が見えてきました。
ちょうど防風柵の工事中（写真下部の銀柵）で、これが完成すると、風速３０ｍまでは通常速度での運転が可能になるそうです。
新得駅に着きました。
ここからは根室本線の区間運転列車が増えるので、キハ４０が側線で待機しています。
帯広駅に到着しました。ここで４４分の大休止です。
左が先頭車キハ４０ ７５２で、右が次位のキハ４０ １７４１（いずれも釧クシ）です。
帯広でほとんどの乗客が入れ替わりました。
帯広駅（南口）です。高架化により、南側の開発が一気に進みました。
右手にホテルノースランド帯広が見えますが、入口前で２４時間テレビのチャリティー募金が行われていました。
帯広停車中に、先行の池田・北見行が発車しました。
池田行のキハ４０が、銀河線のＣＲ７０を従えています。
銀河線のこの車両も、あと数ヶ月で見納めです。
この列車は北見行ですが、方向幕は「帯 広」のままになっています。
「スーパーおおぞら５号」にも道を譲ります。
キハ４０の車内です。
日曜日という事もあってか、ガラガラに空いています。
幕別駅では上りの「スーパーおおぞら８号」の通過待ちです。
「スーパーおおぞら８号」は、珍しく先頭車を２台連ねてやってきました。
池田駅裏手にそびえるワイン城です。
中は「十勝ワイン」の工場になっています。
（左）上厚内駅では、貨物列車と行き違いました。
（右）厚内を過ぎると、右手に荒れた太平洋が近づいてきました。
尺別駅で上り列車と行き違いです。
上り列車は、キハ４０ ７５６（釧クシ）でした。
大楽毛駅に着きました。
ここは釧路市内の駅で、乗降客も増えてきました。
ここでも上り列車と行き違います。
キハ４０ １７４１の側面部です。
なつかしいホーローびきのサボが活躍しています。
キハ４０の車内です。
青いモケットの座席や、「網」の網棚など、なつかしい国鉄時代の装いです。
キハ４０ １７４１の車端部です。
「便所使用知らせ灯」や壁面の塗色を見ていると、国鉄時代そのままの車両であることがわかります。
この車は新製後２度改造を受けています。
キハ４０ １７４１に取付けられたクールファンです。
ＪＮＲマークの扇風機より垢抜けた感じがしますが、特に涼しいとは思いませんでした。
１０００番台改造車にのみ取付けられているようです。
終点釧路駅に着きました。
滝川から７時間４５分の長旅でしたが、流れる景色に変化があり、飽きる事なく旅することが出来ました。
今回利用した「青春１８きっぷ」（２回目）です。
帰りは「スーパーおおぞら１２号」で、釧路～札幌間３時間５０分でした。
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