小 樽 → 旭 川 ２１４９Ｍ（１７０．６ｋｍ） の旅
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※ ２１４９Ｍは、ＪＲ北海道で最長距離を走るローカル普通電車です。
なお、上りにはこの距離を走る電車はありません。
| ６号車 | ５号車 | ４号車 | ３号車 | ２号車 | １号車 |
クハ
７１１－１１２ | モハ
７１１－１１２ | クハ
７１１－２１２ |
クハ
７１１－１１８ | モハ
７１１－５９ | クハ
７１１－２１８ |
| 札サウ | 札サウ | 札サウ | 札サウ | 札サウ | 札サウ |
Ｈ１７．７．３０ → 旭 川 行
[４～６号車は岩見沢止まり]
小 樽 発 ８：１０ → 旭 川 着１２：４９ （４時間３９分）
好天の小樽駅から出発します。
本日の２１４９Ｍは、「Ｓ－５９＋Ｓ１１２」編成です。
Ｓ－５９編成のモハ７１１－５９は、昭和４４年製造です（今年で３６歳ですか‥）。
右手には、後発の２０１系ＤＣ快速「ニセコライナー」が停車しています（後刻手稲で追い越されます）。
朝日に輝く朝里海岸と、列車が１本も停まらない「張碓駅」ホームです。
手稲駅では、後発の快速「ニセコライナー」（２０１系ＤＣ３連）に道を譲ります。
道都札幌駅に着きました。
特急「北斗」が停まっています。
この日は臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス３号」運転のため、２１４９Ｍの発車時刻が繰り下げられていました。
２１４９Ｍは、函館線各駅への荷物（書類？）を輸送する役目も果たしています。
③号車クハ７１１－１１８に積まれた荷物箱です。
岩見沢に着きました。
「ばんえい競馬」の街です。
ここで４～６号車（Ｓ－１１２編成）が切り離され、３６分間の大休止です。
その間に、３本の特急列車が抜き去っていきます。
左側のクハ７１１－２１２には、一時期取り付けられていたドア開閉ボタンの撤去跡と、スピーカーが見られます。
特急「オホーツク３号」がやってきました。
夏休み真っ最中なのに、４連という短編成でした。
続いて「スーパーホワイトアロー７号」です。
こちらはＮＥ－５０１編成で、中間のクハ＆クモハの運転台窓に、何やら強化材を貼り付けた跡があります。
旭川へ向けて、そそくさと発車していきました。
「ニセコＥＸＰ」車による、特急「フラノラベンダーエクスプレス５号」です。
塗色は「ファイターズ」仕様になっています。
岩見沢から身軽な３連となり、滝川に着きました。
滝川駅ホームです。
何となく岩見沢駅に似ています。馬がいないだけ？
滝川駅駅駅舎です。
２１４９Ｍはここでも４１分間の大休止です。
停車時間を利用して、街を散策してみました。
ちょうど夏まつりが行われていて、「生ビール」と「ラム肉炭火焼き」をいただきました
（滝川は「ジンギスカン」で有名な町です）。
いや～、最高でした。
滝川駅待合室にある、立ち食いそばのスタンドです。
月見そばを食してまいりました。
決しておかむら様のパクリではありませぬ（汗）
滝川駅は根室本線の分岐駅でもあります。
①番ホーム停車中の落合行普通列車です。
昭和４４年製のモハ７１１－５９車番と側面サボ、そしてＪＲ北海道車の標準となったシングルアームパンタグラフです。
ＪＲ北海道の電車で、この側サボを使っているのは、このＳ－５９編成のみです（他はすべて方向幕が取り付けられています）。
モハ７１１－５９の車内です。
パンタ側の車端部で、天井が少し低くなっています。
こちらは反対側の車端部です。
７１１系初期形車（昭和４１～４４年製造）は、車内の近郊形改良時に、妻部がこのような茶色の木目調（？）
になりました。現存車はこのモハ７１１－５９のみです。
昔ながらのボックスシートと、車端部のロングシート、そして今もフル稼働している「ＪＮＲマーク」付扇風機です。
冷房が無くて窓が開き、扇風機フル回転の車両には、「昭和」が息づいているような気がします。
こちらはクハ７１１－２１８（昭和５５年製造）に設置された便所と洗面所です。
７１１系は急行「かむい」や「さちかぜ」としても使われていましたので、独立した洗面所がありました。
押しボタン式の給水栓と、右奥のレバー式水溜栓が何とも古めかしい感じがします。
近文駅構内で見かけた保線車です。
冬場は排雪機となるのでしょうか。
旭川に近づくと、高架工事が進んでいました。
４時間半あまりかかって、ようやく終点旭川に着きました。
７１１系は、岩見沢以北の駅間の遠い区間でこそ本領発揮できる車両で、その走りは往年の電車急行「かむい」
を思い起こさせるものでした。
今回利用した「青春１８きっぷ」（１回目）です。
帰りはさすがに特急を使ってしまいました（爆）
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